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小林よしのり
2019.9.10 11:08日々の出来事

日本の韓国併合は、ドイツのポーランド侵略と全く違う

今日の羽鳥慎一モーニングショーで、青木・玉川の
左翼コンビが出ていたのだが、玉川徹がまた間違った
発言をしていた。

ドイツのポーランド侵攻でドイツ大統領が謝罪をした、
ドイツはずっと謝罪を続けているのだから、日本も
韓国にずっと謝罪し続ければいいというやつだ。

何度も何度もこの「日本-韓国」を「ドイツ—ポーランド」
に重ねて述べる無知左翼がいるが、左翼ってどうして
こんなに勉強しないんだろう?
真実を知りたいという欲求がないのだろうか?
デマを信奉しておくのが快感という精神状態なのかな?
ようするにカルト信者みたいなものか?

ドイツはポーランドに「軍事侵攻」という手段で侵略
したのだが、日本は韓国を「併合」したのであって、
当時の韓国内からもそれを望む勢力がいたのであり、
国際法では合法であった。
当時は諸外国もこの日韓併合に賛成している。

ドイツはナチスのユダヤ人虐殺の非を認めて謝罪をして
いるが、戦争に関しては謝罪や賠償はしていない。
だから今頃になって、ポーランドが戦争の賠償を要求
しているのであり、ドイツはそれに応じはしない。

日本は韓国と戦争をしていないから、そもそも韓国は
「戦勝国」でもないし、日本に「賠償請求」はできない。
それでも日本は「請求権」という名目で8億ドル、当時
の韓国の国家予算の2・3倍の金額を払っている。
「漢江の奇跡」は韓国政府がこれを個人賠償に当てず、
インフラ整備に使ってしまったから起きたのだ。

こういう歴史認識を、青木・玉川は「歴史修正主義」と
言うのだろうか?
これは完全に事実であって、青木・玉川こそ「歴史ねつ造
主義」と言うべきだろう。
彼らはもう「リベラル」ではなく、「左翼」と言った
方が正確だなと思うようになった。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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